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R) なぁ、タイトルどうしようか?
H) なんか考えてみた?
R) ちょっと思ったんだけど『JOINT』ってどうよ??この前友達が着てたパーカーに書いてあったデザインなんだけど(笑)。
H) 『JOINT』?響きはいいし、覚えやすそうでいいんじゃない。意味は?
R) 俺たちって、魅せるプロじゃなくって教えるプロでもあると思うんだ。現にみんなそうやってシーズン中に活動しているでしょ。まぁ大会メインでってヤツもいるけど。
常に現場にいて、お客さんと触れ合うことが多いじゃん。だからそういう「つながり」をこれからも大切にしていきたいし、そうしていくことがデモの人達のやるべきことだと思うんだ。テクニックを研究して、それをいかに分かり易く伝えていくか。それが俺たちの役目でしょ。
だから現場の人達とのつながりを大切にしていきたいなぁ。って意味を込めてなんだけど。・・・まぁ後付けでね(^-^)
H) いいね。後付けにしてはしっかり意味あるじゃん(笑)
R) だろぉーーー。
H) じゃあそれでいく感じでみんなに聞いてみよ。


『JOINT』決定!


編集は全然思ったように進まず、問題があるとすぐに「アップルコンピューター」に問い合わせて。解決。そしてまた問合せ・・・
試行錯誤しながらやっと一人分のパートが完成。完成一号は「林一三」うーん。我ながらよくできたなぁ。と感心。
制作のときに一番大変なのが、音楽探し。
一般的に発売しているような曲は、著作権がかかっていて、使用料とレコード会社に許可料を払わなくちゃいけなくて。その金額が莫大なんですよ。
海外のスノーボードビデオで有名なタイトルなんかは、楽曲使用料だけで1000万を超すらしいです。凄すぎ!!
僕の高校の時のツレが、趣味でトラックを作っていて、自分たちで手売りで売ったりして活動しているヤツがいたんですよ。
そのツレに話をしたら「是非っ」って一緒にやることになったんだ。
曲を提供してもらえることになって。それが「LOWJACK3」
あとは音大生の従兄弟から紹介してもらった「熊谷君」僕とヒデパートに使ったのがそう。
いろいろな人に恵まれて、なんとか曲はそろってきて。
編集はここからが楽しい。曲に合わせて画面を切り替えていく。映像をコントロールしていくんだよね。前のシーンはロングだから次はショートをあわせよう。曲の盛り上がりだから、ダイナミックなシーンを。
なんども試してしっくりくると「俺って天才?」って思ったりして(笑)
編集自体は大好き。楽しいし、自分を表現できる場所だと思う。
出来上がったパートは各ライダーに確認してもらうの。せっかく作っても「こうしたい!」って言われると作り直さないと・・・
スノーボードビデオはもちろんいろいろな映画を見たりして、カッコイイ場面切り替えなんかは真似したりして。だから自分で映画見たりする時も、製作側の視点で見るようになったなぁ。音楽の使い方、オープニングやエンドロールの文字の出し方。いろいろな物を参考にして作ってた。


6月某日

マキちゃんが毎年夏の間にちょこっと働いていた、「東京ドーム」のビールの売り子さん。
その姿を撮影しに、サントリーモルツさんに許可を取って、ドームのモルツビール販売のジャケットを着て侵入。
スノーボーダーがオフシーズンにどんなことをして過ごしているのか?って一般の人によく聞かれることなんで、じゃあそんなシーンもありかな?ってことで、ヒデと二人で撮影してきました。
やっぱり海外にトレーニングしに行ったりするから、短期でしっかりと稼げるお仕事をする人が多いかな。マキちゃんもその一人。
かわいい姿(*^o^*)だったでしょ?

他にはジローさんの趣味を撮影しに、長野県カナディアンファームまで行ってきたり。シーズン終わってからも撮影しまくってました。
ヒデのシーンはそのときに働いていた、「Snowing」製作の出版社。ヒデのデスク。これも許可をもらって撮らしてもらいました。
そんなこんなでオフの映像も編集に取り入れていき、順調とは言えませんでしたが、なんとか作品として形になっていきました。


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